心理セラピーで何ができるの?
心理セラピーの目的は、「心を癒す」ことです。
傷ついた心を癒すこと、また、傷ついた人間関係を癒すこと(修復すること)もできます。
多くの悩みは、人との関係のなかから生まれます。
仕事の悩みも、恋愛の悩みも、家族の悩みも、ほとんどがそうです。
そこには、人と人との心の営みが、深く関わっています。
そして、元をたどれば家族間での関係性の問題ともいえるでしょう。
両親、兄弟、祖父母との関係を、社会で再現していると、言われています。
仕事の悩みだとしても、例えば嫌な上司がいて、馬が合わないといった悩みも、案外自分の父親の嫌いな部分と重ねていることであったりします。
上司との関係を考える前に、父親との関係を癒すことで、解決することもあります。
また、恋人との悩みでも、例えば、彼が浮気をするといった悩みも、父親との関係性の中に原因があることも少なくありません。父親が、仕事熱心で、家庭を顧みないことが原因で、両親のけんかを目の当たりにしているのであれば、心のどこかで、男は女を裏切るもの、といった想いが、無意識にあるためだったりします。
多くの人は、自分に無いものに意識を向け、求めます。
それは、子供の頃に満たされなかった想いを、満たそうとするためなのかもしれません。
心理セラピーは、そんな満たされない想いを、自分で満たすことができる、ともいえます。
あなたは、もう子供ではなく、大人です。
智恵もあり、力もあり、子供のときに比べて格段に成長しています。
今のあなたなら、子供のときに乗り越えられなかった壁も、簡単に飛び超えることができるように、その満たせなかった想いを、満たすことができるかもしれません。
また心理セラピーは、心の成長にも役立ちます。
長い人生のなかで、人は「心のブレーキ」をいくつもかけています。
それは、自分の身を守るためであったり、心を守るためであったり、いずれにしても、重要な意味を持っています。
しかし、なかにはもう役に立たない、むしろあなたの足を引っ張っている「心のブレーキ」もあるのです。
ときに、その「心のブレーキ」は、あなたを苦しませ、悩みの種となります。
例えば、泳げない人がいるとしましょう。
原因は、子供の頃に、足がつって溺れかけたことで、水が怖くなってしまったことだとします。
潜在意識は、水=危険、と考え、水のなかに入るたびに恐怖を感じるように、自分に信じ込ませます。
潜在意識の重要な役割のひとつは、自分を守ることなので、このような「心のブレーキ」をかけるのです。
冷静に考えれば、足がつったことが、溺れかけた原因なのだから、次からは準備体操をして、足がつらないようにすることが、改善策なのですが、恐怖心のほうが先にたって、泳げなくなってしまうということが起きるのです。
心理セラピーでは、そんな間違った認識を、頭ではなく、心(潜在意識)のレベルで、”書き換える”ことができます。
過去は変えられませんが、過去に対する認識なら、変えることができるのです。
他にも、心理セラピーには、集中力をつけたり、平常心を養ったりと、非常に応用範囲の広い手法でもあります。
それは、潜在意識を活用する方法だから、ともいえます。
一流のスポーツ選手は、意識的に、あるいは無意識的に、心理セラピーの技術を使っているようです。
このように、心理セラピーは、単なる”セラピー”ではなく、心に関することなら、何にでも応用できる技術なのです。
心理セラピーの効果